はたして、どれだけ需要があるのか…

手術レポート1回目は、良性腫瘍の『アポクリン腺腫』です。



ハムデータ
名前 : ルージュ
毛色 : クリーミー・サファイア
性別 : ♀
出身 : オランダのファーム
年齢 : 6ヶ月(手術時)
体重 : 46g(手術前)




発見〜手術までの流れ
09年10月22日
    右前胸部(腋下あたり)に、直径1cmくらいのシコリを発見。
    10日前に一通り触っていましたが、全く気付きませんでした。


09年10月23日
    シコリ部分に針を刺し、中身が何なのかを検査しました。
    腫瘍であることに間違いはなさそうで、翌日手術となりました。





手術



麻酔をかけて、毛を刈ったところ。
写真まん中にデコボコ・ゴロっとあるのが
シコリです。


シコリを取って、傷口を縫って、
手術は終わり。

写真は醒め待ち…


取ったシコリです。
2cm×1cmくらいありました。

この後、病理検査に出しました。




病理検査の結果
後日、病理検査の結果が返ってきました。

今回のルージュのシコリ、最初にも書いてありますが、
『アポクリン腺腫』
という『良性』の腫瘍でした。


以下、診断書からの抜粋です。

切除された腫瘍はアポクリン腺由来(汗腺あるいは乳腺由来)の良性の腫瘍です。
発生部位や性別から乳腺由来である可能性が高いと考えられます。
腫瘍の境界は明瞭で、摘出状態は良好です。

(↑注 : 腫瘍と正常な組織の境の話ですね。腫瘍部分とそうじゃない部分が
       ハッキリ分かれてるよ、と)
今回の摘出により、予後は良好と考えられます。







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