前のページでは、何度も使える備品類を紹介しましたが、
今度は使い捨ての消耗品です。

主に、現在使っているものの中からリピートする予定の、あるもの。ないもの。
織り交ぜてご紹介します。



床材  (左が会社名、右が商品名です)
画像準備中!
メーカー色々  パインチップ

パイン(=松/針葉樹)の木屑で、安い床材と言えばパインチップ。
その中の激安モノには異物(プラスチックとか金属とか)が入っていることもありますので、注意する必要があります。
材質が『やわらかい』という針葉樹の特徴から、崩れやすく、ホコリになりやすいです。
パインチップはアレルギー(主に皮膚の症状)が多いと言われていますが、ホコリを吸い込むことによる呼吸器の症状も同じくらい(それ以上?)多いと思います。
チップが眼に刺さって傷つけることもありますが…床材に限らず、病気・怪我の原因にならないモノはありませんから、そこは飼い主の一存ですね。。
画像準備中!
スドー  アスペンの大地

アスペン(=ポプラ/広葉樹)の木屑で、値段は高め。
チップ状ではなく、繊維に沿って細長くカットされています。
材質が『かたい』という広葉樹の特徴から、パインチップに比べるとホコリは少ないですが、他の広葉樹系に比べると多い気がします。
ただし、広葉樹の中では『やわらかい』部類に入ります。
適度なやわらかさと繊維質を持つため、巣穴を作ることが可能です。
我が家では繁殖の際に巣箱を使わず、代わりにこれをケージの全面に敷き詰めると、ハムスターが自分で産室を作ってくれます。
サンコー  広葉樹マット

木材の種類やカット方法など、上記のアスペンの大地と同じような商品です。
こちらは圧縮されておらず、袋にゆったり入っています。
アスペンの大地に比べるとカットが荒く、その分『かたい』感触があり、弾力性にも欠けるような気がします。
サンコー  白樺広葉樹チップ

広葉樹のチップ。
アスペン同様、広葉樹の中では『やわらかい』です。
広葉樹でチップ形の床材をお探しでしたら、これしかないようです。
しかし我が家では、「ここぞ」の使いどころがない商品です。
ジェックス  トップブリーダーの消臭エコマット

紙製の床材です。
木製のものとは違い、ほとんどホコリは出ません。
粉にもならないので周りに飛び散りませんし、部屋にバラまいちゃっても掃除が楽w
使い勝手のいい床材です。
消臭力や給水性など、ちょうど木材と紙の中間に位置すると思います。

コピー用紙、新聞紙

節約術…ではありませんが、使用済みのコピー用紙(加工されていないもの)や新聞紙をシュレッダーで細かくして床材として使用しています。
コピー用紙は通気性、新聞紙は保温性があります。
消臭能力はゼロなので専用商品とは比べ物になりませんし、コピー用紙は吸湿性にも乏しいです。
それでも使うのは、多頭飼育だと床材代がバカにならないから。
豪快に使って豪快に捨てるのに抵抗がないからに他なりません。




トイレ砂  (左が会社名、右が商品名です)
ジェックス  ペットサンド

ベントナイト(鉱物性)の固まるタイプ。
猫用のトイレ砂として売られています。
が、そこはジェックス。小動物用のトイレ砂をパッケージだけ変えて売っているとしか思えないような、極小の粒です。
香料も含まれているようですが、私の鼻では検出できません。
容量、性能共に文句なしですが、取り扱い店の少なさだけが難点…。
現在は、下記のエバークリーンと半々くらいに混ぜて使っています。
クロラックス  エバークリーン

ベントナイト(鉱物製)の固まるタイプ。こちらも猫用のトイレ砂です。
アメリカ製で、固まる猫砂のトップブランド。
性能の良さは、他のベントナイト砂よりもズバ抜けています。
1度固まった砂は、ジャンガリアンの力では崩すことができません。
芳香・微香・ラベンダーなどの香料、大粒・小粒の粒のサイズなど、種類が豊富。
購入したのは、小粒・微香タイプです。
アメリカクオリティですので、微香であっても『部屋の消臭用品』並の威力を持ちます。
エバークリーン単体では使う勇気がないので、上記のペットサンドと半々くらいに混ぜて使っています。
ちなみに、無香タイプはありませんorz





ケージ内部は1番下に新聞紙敷き、その上に床材。
新聞紙で床材を包んで捨てられるので、掃除が少し楽になります。

回し車はケージの中心部に置くようにしています。





まとめてみると、節操無く何でも使ってみる傾向が丸分かりですね(^_^;)
こればかりは実際に使ってみないとわからないですし、ハムスターも好みがあるようです。

「じゃあ何を選べばいいのか?」
と聞かれても、
「お好きなものを…」
としかお答えできないんですよね。

1番いいのはコレだ! とか
コレじゃなきゃダメだ! とか
色んな人が使ってるからコレがいいんだろう とか
一部の人しか使ってないからコレはダメなんだろう とか

そんなものは存在しなくて、どれもが一長一短。良い面があれば、悪い面もある…


ですから、やはり

「お好きなものを」

勉強したり工夫したりが、生き物を飼育することの醍醐味でしょう?

あまりにもハムスターの生態からかけ離れてしまっては困りますが、
飼育者それぞれ、色んな飼育法があっていいと思います。



   



inserted by FC2 system